MESSAGE from BOARD MEMBER 株主・投資家の皆様へ
Message from Head

私たちは、「困った困ったを、良かった良かったに。」を経営理念として掲げ、「お引越しをされる方のみならず、転勤や社宅に関わる事業者、転居者向けのサービスを提供する事業者、それぞれの課題解決に貢献する」ことをミッションに事業を展開しております。
主力サービスである「社宅ラクっとNAVI」は、2024年12月期末現在で3,713社に導入され、引き続き業界ナンバーワンのサービスへと成長しています。そして2023年、これまでの転勤を中心としたサポートサービスを拡大し、福利厚生で利用可能な「ベネフィット社宅」や、保育事業者向けの「ワンコイン保育社宅」、外国人向けの「インバウンド社宅」のサービスを開始いたしました。これまでの“転勤”市場から、”一般賃貸”市場へと市場規模を拡大させて、更なる成長を目指してまいります。
引越会社向けには、既存の引越案件マッチングに加え、資材・燃料の共同購買や、段ボール広告サービス「HAKO-Ad」、業務支援クラウド「HAKO-Tec」など、引越業界の課題を解決する多角的なサービスを展開しております。これらの取り組みは、私たちの「引越難民ゼロプロジェクト」や「引越業界の未来をつくる会」といった業界横断型プロジェクトにも結実し、持続的な業界成長への貢献を目指しています。
私たちは、不動産会社・引越会社といったパートナー企業との「相互送客」関係を大切にし、強固な信頼のもと共に成長してまいりました。このパートナーシップは、個社では解決しきれない課題に業界全体で取り組む「社宅推進プロジェクト」や「引越業界の未来をつくる会」などの共創活動へと発展しつつあります。
サステナビリティへの取り組みにおいては、CO₂削減に寄与するマッチング最適化や、電子契約の推進、災害時の引越支援マップの提供などを通じ、環境・社会への価値提供も一層強化しています。2024年にはISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証も取得し、情報管理体制の高度化も進めております。
今後とも、スピード感ある事業成長とともに、顧客・パートナー・社会の四方よしの価値を実現し、持続可能な社会の構築に向けて邁進してまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社リベロ
代表取締役社長 鹿島秀俊
Executives
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代表取締役社長
鹿島 秀俊Hidetoshi Kashima
幼少期よりサッカーに親しみ、読売ヴェルディユース(現:東京ヴェルディユース)に所属。その後、スノーボード・ウェイクボードの選手兼インストラクターを経て、2009年リベロを設立。
新生活ラクっとNAVIや社宅ラクっとNAVIなど生み出すサービスは常に「ユーザーファースト」。 -
専務取締役
中村 和彦Kazuhiko Nakamura
1979年に殖産住宅株式会社に入社し、住友林業レジデンシャル株式会社の専務取締役を経て当社へ。
賃貸住宅管理業界での豊富な経験を持ち、サブリース事業者協議会の会長や公益財団法人日本賃貸住宅管理協会の副会長を務める。 -
常務取締役 経営管理本部長
横川 尚佳Naoyoshi Yokogawa
土木系コンサルタント、建築資材メーカー等で、調査設計、情報システム、購買、生産管理、営業を経て、2009年に鹿島とともにリベロを設立。
各種サービスの立ち上げ責任者。その後、上場準備責任者を経て経営管理部門を管掌。AIなどの新技術と、業務効率化で転貸戸数100万戸を目指す。 -
取締役 事業本部長
楠 武史Takeshi Kusunoki
デザイン会社の取締役を経て、2010年リベロ入社。
これまで法人企業3,000社以上へサービス導入を牽引してきた営業力を活かし、現在は、取締役事業本部長として不動産事業部門、法人事業部門、引越事業部門を管掌。
有力企業との連携をはかり、質の良いサービスを提供し、更なる拡大を担う。 -
社外取締役
岡本 泰彦Yasuhiko Okamoto
関西学院大学法学部を卒業後、1993年に株式会社パワーズインターナショナル(現:ライク株式会社)創業。
現在は、保育・人材・介護の3つの事業を展開するライクグループの代表取締役会長兼社長 グループCEO。
今後リベロが事業を拡大し、社会を大きく変えるような影響を与えてくれることを期待します。 -
社内取締役
岩垂 武登Taketo Iwadare
1995年に小林会計事務所へ入所し、長年にわたり会計・税務の実務に携わる。その後、2001年に日本ゲームカード株式会社へ入社し、企業経理の実務経験を積む。
2022年に当社へ入社後は経理部長として財務・会計業務全般を統括。これまでの豊富な専門知識と実務経験を活かし、リベロの経営体制の強化に貢献していく。 -
社外取締役
土谷 環Tamaki Tsuchiya
モルガン・スタンレー証券、楽天、新生銀行など、主に金融ビジネス従事を経て、2010年からリエゾン・マネジメント株式会社代表取締役に就任。リベロには2016年から経営顧問として参画し、2018年に監査役就任。
リベロは、やる気があって、仲間とのチームワークを大事にする性格の良い社員がとても多いので、そんな頑張る社員達が更に居心地のいい企業にするために貢献したいな、と常に思っています。 -
社外取締役
山本 有未Ami Yamamoto
1983年生。2010年弁護士登録、2012年GMOペイメントゲートウェイ企業内弁護士、2015年中村好伸法律事務所、2023年中村山本法律事務所(パートナー)。
2022年リベロ監査役就任。企業内外の両方の立場から組織を見た時、社会に貢献できる企業に必要なのは、株主様、お取引先様、従業員、そして広く世間に対し、誠実であることだと痛感。リベロが考えるこの「四方よし」の実現の一助となれるよう、大局的な目で監査に従事していく。